ISOコンサル契約前に確認すること|初めての担当者向けに質問例を紹介
依頼するISOコンサル会社が決まってきたら、契約前に仕事内容と条件を確かめる段階です。「月額料金」と書かれていても毎月払いとは限らず、「取得支援一式」に含まれる作業も会社やプランによって違います。 面談で聞いた内容と書面を見比べ、疑問を残さずに社内へ説明できると、支援が始まってからの行き違いを減らせます。 この記事では、仕事内容・支払い・期間・受け取る資料について、契約前に使える質問例と確認メモを紹介します。
この記事でわかること
- 契約前に見るのは、仕事内容・料金・期間・資料
- イソログに寄せられたリアルな声
- 「支援一式」に、どこまで含まれる?
- 月額料金と、実際の支払い方は別に見る
- 支援の終了日と、更新・終了の連絡期限
契約前に見るのは、仕事内容・料金・期間・資料
ISOコンサルとの契約前には、頼む仕事、料金と支払い方、支援期間、受け取る資料の4つを確かめます。同じ「取得支援」という名前でも、会社側で準備するものや、含まれる作業はプランによって異なります。
面談で聞いた内容を、今回の提案書・見積書・契約書と見比べると、説明が足りない箇所を見つけられます。例えば「訪問は月1回と聞いたのに、資料に回数がない」なら、その箇所を示して質問できます。
使うのは、今回申し込むプランの最新資料です。日付とプラン名をそろえ、回答を受けた内容と一緒に上司や総務へ渡すと、社内の確認も進めやすくなります。
イソログに寄せられたリアルな声
以下は編集部が作成した相談例です。
VOICES
イソログに寄せられたリアルな声
ISO取得を検討する担当者の悩みや気づきを、横にスライドして確認できます。
見積書と契約書で、支援期間が違って見えます
卸売業/23人
イソログ相談例
提案では取得までと聞きましたが、契約書には終了日が書かれています。どちらを見ればよいか迷っています。
両方の資料を示し、終了日までに取得できなかった場合の支援と料金を聞きます。回答を書面にも反映してもらうと、社内でも同じ条件を見て判断できます。
月額の表示を見て、毎月払いだと思っていました
印刷業/18人
イソログ相談例
経理へ説明しようとして、実際の支払い日と回数を聞いていないことに気づきました。
月額は料金の比較に使われる表示で、実際には年払いの場合もあります。総額、支払日、1回の支払額が分かる見積書などを受け取り、経理と予算を確かめます。
打合せを追加したい場合の頼み方が分かりません
設備工事業/31人
イソログ相談例
当初の予定にない相談が出たとき、誰へ依頼し、どの段階で料金を聞くかが決まっていません。
追加作業が始まる前に、内容と金額を知らせてもらう流れを決めます。社内で承認する人も決めておくと、相談しただけのつもりが有料の依頼として進む行き違いを防げます。
支援が終わった後も、作成資料を使いたいです
制作会社/12人
イソログ相談例
資料を受け取れるとは聞きましたが、自社で書き直せるファイルか、いつ届くかは分かりません。
資料の一覧と受取日、ファイル形式を聞きます。「支援終了後も使い、担当者名などを自社で直せますか」と尋ねると、利用したい場面が伝わります。回答も残しておきます。
翌年の支援を続けるか、いつ決めればよいですか
運送業/27人
イソログ相談例
取得後の支援も提案されていますが、自動で続く契約か、再び申し込む契約かを聞いていません。
続けない場合の連絡期限より前に、社内で判断する日を設けます。更新方法、連絡期限、連絡先を契約前に聞き、予定表に入れて上司と共有します。
「支援一式」に、どこまで含まれる?
「取得支援一式」「資料作成込み」という言葉だけでは、具体的な分担までは分かりません。資料の案を誰が作るか、日々の質問にどう答えてもらえるかなど、自社で頼みたい仕事を挙げて聞くと、支援の範囲が見えてきます。
| 知りたいこと | 質問の例 |
|---|---|
| 資料作成の分担 | 当社用の資料の案は誰が作りますか。当社から渡す情報は何ですか |
| 打合せと日々の質問 | 打合せは何回、どの方法で行いますか。普段の質問は誰に送ればよいですか |
| 審査前後の対応 | 審査の準備、当日の相談、審査後の修正は、どこまで支援に含まれますか |
| 社内で行う作業 | 当社の担当者や上司がすることと、その時期を教えてください |
例えば「社内担当者が各部署の情報を集め、コンサル会社が手順書の案を作る」という回答なら、双方の仕事が分かります。合意した分担を提案書などにも書いてもらうと、支援が始まった後も確認できます。
まだ複数社を比べている場合は、ISOコンサルの見積もり比較で確認する項目も参考になります。
月額料金と、実際の支払い方は別に見る
「月額」と書かれていても、毎月払いとは限りません。年間料金を12か月で割って表示している場合もあるため、総額、支払日、支払い回数をセットで見ると、経理へ正しく伝えられます。
例えば、認証パートナーの公式FAQでは、月額換算の料金と、実際は1年分を一括で支払うことを案内しています。依頼先ごとに条件が違うため、今回の見積もりでも支払い予定を確かめます。
初回費用、交通費、審査費用が見積もりに含まれるかも、総額を見るうえで必要な情報です。別払いなら、金額と支払い先が分かる資料をそろえると、予算から漏れにくくなります。
予定にない訪問や作業を追加する場合は、始める前に内容と料金を知らせてもらいます。例えば、担当者が追加訪問を相談し、届いた見積もりを上司が承認してから正式に頼む、という流れです。追加料金の有無に加えて、誰が依頼を決めるかも共有しておきます。
支援の終了日と、更新・終了の連絡期限
取得を目指す時期と、支援を受けられる期間は同じとは限りません。「半年後の取得を目指す」という予定があっても、契約がいつ終わるかは別に確認が必要です。開始日と終了日、予定どおりに取得できなかった場合の対応まで分かると、先の予定を立てられます。
| 場面 | 質問の例 |
|---|---|
| 支援を始める | 開始日・終了日はいつですか。初回の打合せはいつですか |
| 取得時期が変わる | 早く取得できた場合や、期間内に取得できなかった場合、支援と料金はどうなりますか |
| 翌年も続ける | 自動更新ですか。それとも再び申し込みますか。次の期間と料金はいつ分かりますか |
| 続けない・途中で終える | いつまでに、誰へ、どの方法で連絡しますか。手続きと費用も教えてください |
更新しない場合に連絡期限があるなら、その前に社内で判断する日を入れます。終了時の支払いと、すでに払った料金の扱いについても、依頼先の回答と契約書を上司や契約担当者に見てもらいます。
作ってもらう資料は、終了後も使えるか
手順書や記録用紙は、支援が終わってからも使うことがあります。受け取る資料の一覧、時期、ファイル形式に加え、終了後も使えるか、利用に別の料金や条件があるかを聞いておくと、引継ぎの準備ができます。
「手順書の担当者名を、自社で書き直せる形式で受け取れますか」と聞けば、使いたい場面が伝わります。資料を開くために別のサービスが必要か、保存場所と使い方をいつ教えてもらえるかも質問できます。
自社から渡す資料については、送る相手と方法、支援終了後の返却や削除の扱いを確かめます。顧客や社員の情報を含む資料は、共有してよい範囲を社内の管理担当者に確認してから用意します。
別の支援先から切り替える場合は、ISOコンサル変更の準備と引継ぎの進め方で、資料と途中の仕事の渡し方も紹介しています。
質問と回答を残す、確認メモの例
「確認済み」だけのメモでは、後から何を確認したか分からなくなります。質問と回答、回答が書かれた資料名を一緒に残すと、社内でも同じ内容を見て話せます。口頭の説明と書面が違う場合も、どの箇所を直してもらうかを示せます。
次は、契約前の確認メモの架空例です。日付・人名・内容は説明用で、実際の契約や支援事例ではありません。
| 確認項目 | 回答と次にすること |
|---|---|
| 使う資料 | 10月20日付の提案書・見積書、10月22日付の契約書案 |
| 支払い | 総額と支払日は見積書に記載あり。経理の田中に確認を依頼 |
| 資料の受渡し | 手順書は自社で編集できる形式で受け取れるとの回答。資料一覧と受取日の追記を依頼 |
| 回答待ち | 取得が予定より遅れた場合の支援と料金について、10月28日までの回答を依頼 |
| 社内確認 | 回答を反映した資料を、総務の佐藤と上司へ渡す |
回答待ちの項目には、返事をもらう日と社内の確認担当者も書きます。回答後の資料とメモを同じ場所に置くと、契約後に「どこまで頼んだか」を確かめるときにも使えます。
これから最初の相談をする方には、ISOコンサルとの初回面談で聞くことが準備に役立ちます。
ISOコンサルの契約前によくある質問
口頭で「料金に含まれる」と聞いたことも、書いてもらう?
はい、頼む仕事と料金に関わることは、提案書や見積書にも書いてもらうと確認しやすくなります。契約書の記載と違う場合は、該当箇所を示して説明と修正を依頼し、社内でも確認します。
月額料金なら、1か月で契約を終えられる?
月額表示だけで、1か月で終えられるとは判断できません。年間契約の料金を月額換算している場合もあります。契約期間と終了条件、途中で終える場合の手続き・費用を見ます。
追加料金が分からないときは、どう聞けばよい?
「この作業は今回の料金に含まれますか。別料金なら、依頼前に金額を教えてください」と、頼みたい作業を挙げて聞けます。まだ金額を出せない場合は、見積もりに必要な情報と回答日を聞いておきます。
契約書の言葉が分からないときは?
分からない箇所を示し、「当社の場合は、何をすることになりますか」と依頼先に具体例で説明してもらいます。その回答と契約書を社内の契約担当者へ渡すと、意味を確かめてから判断できます。
必要な支援をISOトラストへ相談する
ISOトラストでは、ISO取得と取得後の運用を支援しています。「どこまで社内で準備し、何を頼むか」で迷っている場合も、現在の状況と希望する作業を伝えて相談できます。
提案を受けたら、仕事内容、支払い、期間、資料について質問すると、自社で必要な支援かを判断しやすくなります。
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