内部監査員の力量評価|選任・教育・実務確認の記録例
内部監査員の力量評価は、「どの監査を任せるか」を決め、実際の行動と記録で確かめると進めやすくなります。 研修を終えた候補者に何を任せてよいか、評価表へどう書けばよいかで迷っていませんか。 この記事では、評価基準の作り方から教育・同行監査・再評価・選任までを、一つの記入例で紹介します。
この記事でわかること
- 担当する監査に合わせた6つの評価基準と確認方法
- 研修・模擬監査・同行監査をつなぐ育成の進め方
- 力量評価表、追加教育、再評価、選任記録の記入例
- 担当範囲と公平性を確認し、次の監査計画へ反映する方法
内部監査員の力量評価とは?任せる仕事から基準を決める
内部監査員の力量評価は、担当する監査を進められる知識と技術があるか、実際の行動や記録で確かめることです。評価結果を使って、任せる範囲と次の教育を決めます。まずは「どの規格の、どの業務を、どこまで任せたいか」を一文にしてみましょう。
たとえば「ISO9001の内部監査で、保守部の点検記録を調べ、担当者への質問から結果の報告まで行う」と決めれば、見る項目がはっきりします。手順を読めるか、必要な記録を選べるか、確認した事実を報告できるかを、順に確かめられます。
| 項目 | 決め方の例 |
|---|---|
| 対象となる監査 | ISO9001/保守部の点検・作業報告の運用 |
| 任せたい役割 | 監査メンバーとして、一つの対象業務の質問・記録確認・報告を担当 |
| 評価する人 | 規格、対象業務、監査方法を理解し、実施状況を観察できる監査リーダー |
| 確認する場面 | 事前準備、模擬監査、実際の監査への同行、報告書のレビュー |
| 評価結果の使い道 | 単独で担当する範囲、指導者と進める範囲、教育と再評価の予定を決める |
研修の記録と、実務を確かめた記録をつなぐ
研修の受講日や修了証は、学んだ内容を示す資料になります。これに質問練習の結果、同行監査でできたこと、報告書への助言を加えると、その人が担当できる仕事まで説明できます。
ISO・IAFのAPGによる力量のガイダンスも、必要な力量を定め、教育やOJTなどを行い、仕事の観察や成果物などで効果を評価する流れを示しています。これはISO9001の理解を助ける解説資料です。
監査方法を検討するときは、監査の原則や監査員評価を扱うISO19011のガイドラインも参考になります。以下では、担当業務に合わせて使える社内評価の例を紹介します。内部監査員の役割や学び方から確認したい方は、内部監査員の資格・役割・学び方をご覧ください。
イソログに寄せられたリアルな声
次のカードは編集部が作成した相談例です。業種・人数・状況は仮設定で、実際に寄せられた発言や顧客実績ではありません。
Voices
イソログに寄せられたリアルな声
ISO取得を検討する担当者の悩みや気づきを、横にスライドして確認できます。
講座の後、何を見れば選任できますか?
イソログ相談例
状況
候補者は基礎講座を修了しましたが、事務局では実務を任せる判断に迷っています。
進め方
次の監査で担当する業務を決め、質問、記録の照合、報告を指導者と試します。できたことを評価表に残し、担当範囲を決めましょう。
「理解している」の評価が人によって違います
イソログ相談例
状況
評価表には「規格の理解」とありますが、評価者ごとに判断が分かれます。
進め方
「対象手順の条件を示し、記録と比較して説明できる」のように、実際に見る行動へ書き換えます。評価者同士で同じ練習記録を採点すると、判断を合わせやすくなります。
他の規格の監査経験をどう活かせばよいですか?
イソログ相談例
状況
品質の監査経験がある社員に、情報セキュリティの監査も頼みたいと考えています。
進め方
質問や報告の経験を活かし、情報セキュリティ方針、リスクへの対応、適用する管理策と実際の運用を学ぶ機会を追加します。新しい対象で実務を確かめてから担当範囲を広げます。
人数が少なく、評価する人も限られます
イソログ相談例
状況
候補者と経験者が同じ部署にいて、公平な担当の決め方に悩んでいます。
進め方
部署名に加えて、誰がその業務を実施・承認しているかを確認します。別業務を担当する人との組み合わせや、外部の経験者による支援も検討できます。
長年担当している人も評価しますか?
イソログ相談例
状況
経験者は毎年同じ監査を担当し、教育の記録が受講履歴だけになっています。
進め方
最近の報告書と監査の進め方を一緒に見直し、質問の深め方や変更された手順への対応を確かめます。良い方法も共有すると、新しい監査員の育成に使えます。
力量評価の基準|6つの行動と確認方法
評価表の項目は、監査中に見たり、成果物で確かめたりできる言葉で書きます。「コミュニケーション能力がある」なら、たとえば「業務の流れを聞き、回答に合わせて記録を提示してもらえる」まで具体的にします。
| 評価項目 | できるかを確かめる行動 | 確認に使うもの |
|---|---|---|
| ① 規格と対象業務の理解 | 対象業務に関係する要求事項と社内手順を探し、確認する条件を説明する | 規格、現行の手順書、業務の流れ、理解確認の回答 |
| ② 準備と時間配分 | 目的に沿って質問と記録の候補を選び、予定時間内で調べる順番を組む | 監査計画、本人が作った質問案 |
| ③ 質問と対話 | 相手の説明を聞き、誰が・いつ・何をしているかを追加で尋ねる | 模擬監査や実際の監査の観察メモ |
| ④ 記録・現場の照合 | 回答を記録や現場の状況と見比べ、対象と範囲を記録する | 確認した記録の番号、日時、対象の選び方 |
| ⑤ 判断と報告 | 基準と事実を示して結論を説明し、相手の補足や異なる見解も記録する | 監査所見、報告書、報告時の説明 |
| ⑥ 公平な姿勢と情報の扱い | 先入観を避けて事実を確かめ、閲覧した情報を社内の取扱手順に沿って管理する | 監査時の行動、記録の保管先、担当業務との関係 |
担当する規格・業務の知識を加える
上の6項目を土台に、監査する業務で使う知識を加えます。対象の手順書や記録を一緒に開き、「この仕事では何を見れば、運用を確かめられるか」を評価者と候補者で話し合うと、学習内容も決まります。
| 対象 | 学ぶ内容の例 | 実務で確かめる例 |
|---|---|---|
| 品質/点検・作業報告 | 顧客との約束、点検の基準、記録と承認の手順 | 対象の報告書から、点検結果と確認者をたどって説明する |
| 環境/廃棄物管理 | 自社の環境面の課題、適用する法令・約束、委託と保管の手順 | 担当者と現場・契約・管理記録のつながりを確かめる |
| 情報セキュリティ/アカウント管理 | 対象情報のリスク、対応策、適用宣言書と社内の権限管理手順 | 退職・異動の対象者から、権限変更の申請と実施結果を追う |
結果は、できた行動が伝わる区分で残す
社内の評価区分がまだない場合は、次のように分けると、次の教育へつなげやすくなります。各区分の横に、見た事実を一行添えましょう。既存の力量表を使っている会社は、同じ意味になる欄へ記入できます。
| 区分 | 記録する内容 |
|---|---|
| 自分で実施できた | 助言なしで行えた行動と、確認した資料を記す |
| 支援があれば実施できた | 誰の、どの助言で行えたかを記す |
| 追加練習が必要 | 難しかった行動と、次に練習する課題を記す |
| 未確認 | 今回は見る機会がなかった行動と、確認する予定を記す |
任せる仕事に欠かせない項目を先に決めておきます。質問が上手でも、事実を裏付ける記録を選ぶのに支援が必要なら、その部分を練習してから担当範囲を広げます。
教育から実務確認まで|4つのステップで進める
育成は、基礎学習、練習、同行監査、振り返りの順で進めると、知識を実際の行動に移しやすくなります。候補者の経験を聞き、すでにできることと、これから身に付けることを最初に確認します。
| ステップ | 候補者が行うこと | 評価者が見るところ |
|---|---|---|
| 1 基礎を学ぶ | 対象規格と監査方法を学び、自社の手順書で確認箇所を探す | なぜ確認するのか、どの条件を見るのかを説明できるか |
| 2 模擬監査で練習する | 一つの業務を題材に質問し、サンプル記録から所見を書く | 回答に沿った追加質問、記録の照合、所見の書き方 |
| 3 実際の監査を担当する | 経験者と組み、決めた対象の質問・記録確認・報告を行う | 助言を受けた箇所と、自分で進められた箇所 |
| 4 振り返り、次を決める | 報告書と観察メモを一緒に読み、追加練習と再評価を決める | 任せたい仕事の基準を満たしたか、残る課題は何か |
模擬監査は、一つの仕事を最後までたどる
たとえば、点検依頼を受けてから報告書を渡すまでの流れを題材にします。指導者は現行の手順書とサンプルの依頼書・点検記録・報告書を用意し、候補者に「どの資料を、何のために見るか」を説明してもらいます。続いて担当者役への質問、記録の照合、結果の報告まで行います。
候補者が「確認しています」と聞いて終えたら、指導者は「その確認をどの記録で確かめられそうですか」と声をかけます。答えをすべて先に教えるより、資料を選ぶ理由を話してもらうほうが、次の監査で使える考え方が身に付きます。
同行監査では、担当と助言のタイミングを決める
OJTは、実際の仕事をしながら指導を受ける教育です。同行する前に、候補者が担当する質問、指導者が補足する範囲、振り返りの時間を決めておきます。候補者が話を進める間、指導者は質問や確認の様子を短くメモします。

振り返りでは「質問が弱い」よりも、「担当者の回答は聞けた。次は報告書の番号を控え、手順の条件と照合してみよう」と、できた点と次の行動を伝えます。本人にも難しかった場面を聞くと、練習する課題を絞れます。準備する質問は内部監査チェックリストの作り方も参考になります。
力量評価表の記入例|結果・教育・再評価を一続きに残す
ここからは、設備保守会社・28人を想定した編集部の架空例で、記録の書き方を紹介します。営業部のAさんが保守部の点検・作業報告を監査し、経験者のBさんが評価する設定です。Aさんは対象の点検・報告書の作成や承認を担当していません。人物、日付、手順番号、評価結果は説明用です。
最初の評価で、できたことと助言を分けて書く
| 記録欄 | 記入例 |
|---|---|
| 対象者・評価者 | 営業部 Aさん/監査リーダー Bさん |
| 評価日・方法 | 2026年11月19日/保守部への同行監査と報告書レビュー |
| 担当した範囲 | 点検・作業報告の質問、記録照合、監査所見の作成 |
| 使用した基準・資料 | 点検報告手順 M-12 第3版、対象月の依頼書と点検報告書 |
| 総合的な判断 | 記録の照合と報告には支援が必要。次回もBさんと組み、この2項目を重点的に確かめる |
| 評価項目 | 結果 | 観察した事実と次の行動 |
|---|---|---|
| ① 規格と対象業務の理解 | 自分で実施できた | 点検報告手順M-12の対象箇所を示し、点検結果と確認者を調べる理由を説明した。 |
| ② 準備と時間配分 | 自分で実施できた | 依頼受付から報告までの質問案を準備し、担当時間内に予定の対象を確認した。 |
| ③ 質問と対話 | 自分で実施できた | 業務の流れを聞き、回答に合わせて報告書の提示を依頼した。 |
| ④ 記録・現場の照合 | 支援があれば実施できた | 口頭回答の後、Bさんの助言で依頼番号と報告書を照合した。次は自分で関連資料を選ぶ練習を行う。 |
| ⑤ 判断と報告 | 支援があれば実施できた | 所見に手順の該当箇所と対象記録番号を、助言後に追記した。資料を見直して短い所見を書く練習を行う。 |
| ⑥ 公平な姿勢と情報の扱い | 自分で実施できた | 相手の説明を聞いてから資料を調べ、メモを指定の保管先へ保存した。 |
「理解不足」「問題なし」だけの記録よりも、何を見て判断したかが伝わります。表の右欄は、助言を受けた行動と追加練習を対応させるのがコツです。確認する場面がなかった項目は「未確認」とし、次に見る機会を決めます。
追加教育の実施後、同じ行動をもう一度見る
| 日付・段階 | 実施内容と残す記録 |
|---|---|
| 11月24日/追加練習 | Bさんが用意した別のサンプル案件で、Aさんが依頼書と報告書を選び、手順の条件と照合。助言した内容と本人の所見を保存する。 |
| 11月26日/実務で再評価 | 次の監査機会に、別の対象記録を用いて照合と報告を観察。Aさんが助言なしで関連資料を選び、基準と対象記録を示して説明したことを記録する。 |
| 11月26日/結果と承認 | ④⑤を「自分で実施できた」へ更新。変更前の評価と再評価記録を残し、監査責任者が点検・作業報告の担当を承認する。 |
記録は、受講履歴、初回評価、追加練習、再評価の順でたどれるようにします。別々の様式を使う場合も、対象者名と日付、記録番号で結び付ければ、育成の経過を確認できます。監査所見の書き方は内部監査報告書の記入例で説明しています。
選任と担当範囲の決め方|評価結果を監査計画へ反映する
評価後は、監査責任者が任せる仕事を決め、社内の選任手順に沿って承認します。先ほどのAさんなら「ISO9001の点検・作業報告を監査メンバーとして担当できる」と、規格、業務、役割をそろえて記録します。
| 項目 | Aさんの記入例 |
|---|---|
| 選任する役割 | 内部監査メンバー |
| 担当する規格・業務 | ISO9001/保守部の点検・作業報告 |
| 判断の根拠 | 基礎教育の受講記録、11月19日の評価、11月24日の練習、11月26日の再評価 |
| 担当と公平性の確認 | Aさんは対象の点検実施・報告書作成・承認に関与していないことを、担当一覧と本人への確認で把握 |
| 承認と今後の予定 | 監査責任者が11月26日に承認。次の担当監査後に報告書と実施状況を振り返る |
チームリーダーの仕事は、別に確かめる
リーダーには、監査メンバーの担当を決め、時間を調整し、チーム全体の結論をまとめる仕事があります。メンバーとしてできるようになった人には、次の監査で一部の進行を任せ、準備会議や終了時の報告も観察すると、役割を広げる判断がしやすくなります。
たとえば「部門の説明が予定より長くなったとき、残り時間と重点項目を見て配分を調整できた」「メンバーの確認結果を集め、未確認事項を明確にして報告した」といった事実を残します。経験年数と合わせて、実際にその役割を果たせたかを見ていきましょう。
少人数の会社は、実際の担当業務から組み合わせを考える
公平な監査にするため、監査する人と対象業務の関係も確認します。実施、作成、承認の担当を一覧にし、本人の仕事を本人だけで評価する組み合わせを避けます。同じ部署でも別業務を担当している場合や、別部署でも対象の承認に関わっている場合があるため、実際の役割を見ます。
社内だけで組むのが難しければ、他の業務を担当する人との組み合わせや、外部の経験者の支援を検討できます。力量の確認に加えて、公平な判断ができる担当かを決めてから、内部監査計画書へ反映しましょう。
再評価のタイミングと、育成に活かす振り返り
力量は、監査後の振り返りと、担当する仕事が変わるときに見直します。まず次の年間計画を作る前に、最近の監査記録、本人の担当業務、前回の育成課題を一緒に確認する機会を置くと運用しやすくなります。
| きっかけ | 確かめること |
|---|---|
| 一連の監査を終えた | 計画した確認ができたか、報告の根拠は追えるか、次に練習したいことは何か |
| 新しい規格・業務を担当する | 追加で学ぶ規格、対象業務のリスク、手順、記録の見方 |
| 規格や社内手順が変わった | 変更された内容を理解し、質問や判断へ反映できるか |
| しばらく監査を担当していない | 現行の手順を把握しているか、模擬監査や同行で実施方法を思い出せるか |
| 判断や報告に課題が見つかった | 具体的に難しかった行動、必要な教育、次の確認方法 |
評価者同士も、同じ事例で判断を合わせる
評価者が複数いる会社は、同じ練習用の監査所見を読み、それぞれがどの行動を評価するか話し合います。「できた」と判断した理由が違えば、評価表の文言を具体的に直します。実際の監査メモを使う場合は、社内の情報管理の手順に沿って共有します。
指摘件数の多さだけで評価すると、確認の深さや報告の分かりやすさが見えにくくなります。基準と事実を正しく比較したか、必要な追加確認ができたかを見ましょう。判断の練習には、不適合と改善の機会の違いも使えます。
評価後の助言を、次の監査で試す
臨床検査室を対象としたISO15189の内部監査に関する公開研究では、監査員の力量評価を行い、結果に基づくフィードバックと次の監査での再評価を実施しています。評価を育成に結び付けた実例として参考になります。
自社でも、一人につき次に試す行動を一つか二つ選ぶと取り組みやすくなります。「記録をもっと見る」なら、「回答を聞いた後、関連する記録を自分で選び、手順の条件と照合する」まで決め、次の担当監査で確かめます。
力量表を更新するときは、評価日・見た行動・根拠資料・次の担当を一緒に残しましょう。評価した理由が分かれば、担当者の交代時も育成を引き継げます。
内部監査員の力量評価に関するよくある質問
評価の運用で迷いやすい点をまとめました。質問を押すと回答が開きます。
内部監査員の力量評価は、誰が行えばよいですか?
規格、対象業務、監査方法を理解し、実施状況を判断できる人を評価者にします。監査リーダーや監査責任者が候補です。社内の経験が少ない場合は外部の経験者から支援を受け、社内の選任手順に沿って承認者を決めます。
外部資格や講座の修了証は必要ですか?
自社が採用している規格や社内の選任条件を確認し、必要な知識・技術と実施状況を評価します。講座の修了証は教育の記録に使えます。JRCAには内部監査員の登録制度もあり、社内の選任とは別の制度として要件を確認できます。
合格点は何点にすればよいですか?
任せる仕事と、欠かせない行動から判断基準を決めます。点数を使う会社でも、記録の照合や判断など重要な項目の達成状況が分かるようにします。この記事の区分例なら、支援が必要な項目に教育を設け、再評価して担当範囲を決められます。
同行監査は何回行えばよいですか?
本人の経験と、対象の仕事をどこまで実施できたかで決めます。社内で最低回数を定めている場合はその手順に沿い、観察した行動も記録します。難しかった行動に絞って追加練習を行うと、次の機会に上達を確かめやすくなります。
毎年、全員に同じ研修を行うのでしょうか?
前回の評価、最近の監査結果、規格や手順の変更から教育内容を選びます。全員に関係する変更は共通教育にし、質問や報告などの課題は個別に練習すると、経験に応じた育成ができます。
力量評価の記録は、何年保存すればよいですか?
適用する規格や契約、社内の文書・記録管理の手順で保存条件を確認します。現在の選任根拠と、教育・評価・再評価の経過をたどれるように、保管先、保存期間、管理担当を決めておきます。
品質の監査経験があれば、環境やISMSも担当できますか?
質問、記録の照合、報告の経験を活かせます。新たに担当する規格や業務の知識を学び、その対象で実務を確認してから担当範囲を広げます。情報セキュリティの確認例はISMS内部監査の進め方で紹介しています。
基礎学習を実務につなぐ|ISOトラストの内部監査員養成講座
まずは次の監査で任せたい仕事を一つ選び、評価する行動を書き出してみましょう。候補者と基準を共有し、学習、練習、同行監査の予定を決めると、力量評価を育成の流れに組み込めます。
基礎知識をまとめて学ぶ方法として、イソログ運営会社のサービス「ISOトラスト」の内部監査員養成講座も選択肢です。ISO9001・ISO14001・ISO27001の規格別オンライン動画で、規格のポイントと内部監査技法を約30~60分で学べます。動画は繰り返し視聴でき、修了証明書はデータで送付されます。
受講後に自社の手順書で質問案を作り、経験者と記録の照合や報告を練習すると、学んだ内容を監査に活かせます。講座の対応版、学習内容、受講方法は講座ページで確認できます。
受講内容を比較したい方は、内部監査員養成講座の選び方もご覧ください。
一括資料請求






